今年も登れた
ピンネシリ岳!
704m



登頂日 2012年8月8日(水) 天気 曇後晴

孫達の夏休みの登山は今年はどうするか迷ったが、
恒例の登山となったので何とか実現したいと思っていました。

昨年同様北海道の最高峰大雪の旭岳と思ったが前泊が必要なので、
天候が不順で日程が立たないまま帰る日が近づいて来る。

8月8日は、内陸は晴れ間が出る天気予報だったので、
日帰りが出来るピンネシリ岳に登る事にしました。

孫達は4回目のピンネシリ岳で私等は6回目。

振り返ると長女が5歳、次女が3歳で保育園児の時が
初登頂のピンネシリ岳で、当然最初は次女は途中撤退でした。

と言うのもこの時は登頂が目的でなく山開きの日に訪れたので
この機会に当時ひ弱な長女が山に登る事で少しでも自信が持てて
前に向かって成長をして欲しいと爺の思いを込めての初登頂でした。

初登頂して娘は登頂した意義は無頓着でしたが、
周りの評価はまさか?のようで、何時しかピンネシリ登頂は
簡単ではない事が何となく分かるようになったようです。

毎年夏休みが終わるとマラソン競技が学校で行われますが、
長女は欲が無く引っ込み思案で成績は今一です。

昨年から自ら目標を20番以内と立てて臨みましたが、
残念ながら届かず、今年も同じ目標を立てたようですが結果はこれからです。

結果はともあれ自ら目標を立てて前に向かう気持ちになった事が
何よりの成果で良かったと思っています。

爺婆は孫達の応援団です。

昨年地域の水泳クラブに入りました。

帰る時は25mプールで20m程が限界でしたが、
爺婆が帰ってから25mを達成したと報告がありました。

今年は50mは泳ぐ実力を付けていましたが、
タ-ンが出来なかったが爺婆の励ましで実現しました。

スタート台からの飛び込みも出来ませんでしたが、帰る間際に実現しました。

後はスピードを上げる訓練ですが、未知数です。

爺婆の長い人生経験から、出来ない事も前に向かって
少しでも努力をしながら頑張って欲しいと願っています。

今回のピンネシリ岳登山はかよ婆(かよばー)も無理かと思いましたが
ゆっくりでも孫達と一緒に登る事にしました。

爺の私は今迄一番最後でしたが、今回は先頭になり登山道の様子を
中に挟んだ孫達が爺の伝令を一番最後のかよばーに伝える体制を組んで登りました。

また、今回は孫達のマラソンの練習は殆ど出来なかったので、
今年は水飲み休憩1回以外は休憩をせず頑張りました。

(今夏の道北は涼しくこの日も熱中症の心配はありませんが、
登る前に水分補給は怠りませんでした。)

マラソンの休憩は無いので今年のマラソンも辛くとも
休まず頑張る事を期待しています。

孫達4回目のピンネシリ岳登山体験は、今後もいろんな面で
プラスになればと願いながら登りました・・・・


何時ものように頂上奥の院登山口の三吉神社の鳥居にて  緩やかな唐松林の長い坂を歩いて
橋を渡って  また快適な長い緩やかな唐松林を歩きます
新しい標識立てられていました  滝は雑木林の中なのでパスです
ピンネシリ岳はピラミッド型なので登山道は細い九十九折登山道です  細い九十九折の登山道を歩きます
九十九折の道標  8合目下にようやく軍艦岩が見えて来ました
今年も軍艦岩に登って万歳!  記念写真を撮って休まず出発!
頂上は近いようですがまだ先です  8合目の標識が出るとその先から眺めが良くなります
中頓別の集落の一部が見えて雲が流れて行きます  花が出て来ました???
ママハハコ  花は見るのは好きですが名前は???
ナデシコ科?の花です  この山のガレの急登ヶ所ですので気を付けて
???   9合目先から危ない所が無いので先に登らせました
お昼です  双耳蜂のピンネシリ岳隣の峰にある奥の院の三吉神社にお参り
こちらも狭い頂上ですが、人は居ません  今日はオホーツク海はもちろん宗谷丘陵や利尻岳も見えました
利尻岳が雲の下に見えます  今年は四人で登るのは無理かと思いましたが
実現して孫達と登れた喜びの山頂での記念写真です
下山もゆっくりです  遅れるかよばーを待っています
ようやく一緒になって  登山口に着きました



北海道での登山の心配はヒグマに会わなければとの心配です。

新潟では殆どの山は熊が出没し、熊に対する警戒は怠りませんが、
北海道の山でも一層注意を払っています。

熊は今迄知床半島で知らずに出くわした事がありますが、
鹿やキタキツネは道路を走っていて時々見たり出くわす事があります。

私等爺婆も年を重ねましたが、孫達の成長の姿は顕著です!

2008年、長女5歳、次女3歳でした 2009年(2回目)
2010年(3回目) 2012年(4回目)
2011年、旭岳山頂



孫達との山登りの目的は頑張って頂上を目指す事にありますが、

もう一つの目的は辛抱して頂上を極める努力を
学校や日常生活の中にも生かして欲しいと願っています。

そして、山登りの辛さに耐え、達成した時の喜びと
自然の景観の素晴らしさを体験し、

人生・人間共々豊かに成長して欲しいと願っています。





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